島根県西部を流れる清流日本一の一級河川、高津川。
多くの広葉樹を含む森林からの
豊かな恵みを運ぶ清流は、
そこで暮らす人々が織りなす文化や伝統、
恵みを活かした食べ物や工芸品、
それらの魅力を受け継ぎ、
未来をつくる人々を育んでいます。
清流を中心に暮らす人々と
遠くにいても高津川を想い応援してくれるファンが
一緒になってさまざまな魅力をつくる場所、
それが 「となりの高津川さん」です。
ご近所さんとのちょっとした会話のように、
気軽で楽しく、高津川の魅力についてお話ししませんか?
もちろん、ちょっとだけのぞくのも大歓迎!
未来の高津川をつくる人は、
みんなみんな「高津川さん」です!
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豊かな自然と文化を育む、清流 高津川
島根県吉賀町を水源とし、津和野町、益田市を経由して
日本海へと注ぐ全長81kmの一級河川。
支流を含めてダムがないという大変貴重な川で
国土交通省の水質調査で、何度も日本一に選ばれています。
その豊富で清らかな水は
豊かな植物や生物の源となっていることはもとより、
昔から人々の生活とも深く関わり
文化や自然と調和した暮らしを育んでいます。
日本神話を題材に笛の音と太鼓囃子に合わせて
豪華絢爛な衣装と表情豊かな面を付けて舞う
石見地方の伝統芸能「石見神楽」は、
2019年に日本遺産に登録されました。
大蛇ヶ池がある水源公園を起点に、町内をほぼ南北に高津川が流れています。1999年に「日本の棚田百選」に認定された大井谷の棚田や、東京スカイツリーのモデルとなった町木「コウヤマキ」の自生林など、多くの自然資源に恵まれた農山村地域です。
水と緑に囲まれた豊かな自然の中で育まれた、米、しいたけ、ワサビ、ミニトマトや無農薬で栽培される野菜、お茶などは、高い評価を得ています。
町自慢の農作物を全国へ届けようと完全無農薬栽培のお茶やブルーベリーでビールを作るなど商品化にも力をいれています。
石畳と古い建築物が情緒あふれる町並みをつくっている「殿町通り」や千本の鳥居がトンネルのように立ち並ぶが参道が幻想的な「太皷谷稲成神社」などがあり、町内に残る城跡からは風光明媚な城下町風景を一望できるなど「山陰の小京都」と呼ばれる美しい町です。
京都から伝承され、現在まで400年奉納され続けている「津和野の鷺舞神事」が国の重要無形文化財として指定されているのを筆頭にその他にも多数の有形・無形文化財を保持しており歴史的価値の高い町でもあります。
古民家を改修したコミュニティスペースでの地域交流や、UIターンした若者が地元の農産物などを使った新商品を開発・販売するなど、新しい動きが次々と生まれてきています。
中世の城下町の面影を色濃く残す歴史文化の薫り高い町で、令和2年6月に中世の益田にまつわるストーリー「中世日本の傑作益田を味わう -地方の時代に輝き再び-」が日本遺産に認定されました。
高津川の下流に位置し、南は中国山地、北には日本海と、自然に囲まれ、山陰地方では比較的日照時間が長く温暖な気候のため海・山・川のめぐみをたっぷり受けた幸がたくさんあります。
萩・石見空港から益田市街地までは車で10分ほどで首都圏からのアクセスも良好です。
伝統芸能や歴史文化を守るひと、自然の恵みを受けた食材を作るひと、新しい事を始めるひとなど、たくさんのひとに支えられており、昔から益田に住んでいるひとと、I・U ターンで移住してきたひとが連携したくさんのイベントやプロダクトが生まれています。